酪農の仕事

めおとファームの酪農日記

飼養管理

扇風機始動

今日は暑かったですね〜! 自分の所は24度もありましたよ。 急に暑くなりすぎです。 まだヒートストレスとまではいかないですが、牛たちも暑いと感じてたようです。 夕方は今年初めて扇風機のスイッチを入れました。 去年の夏は猛暑で牛も人もツライ思いをし…

子牛の人工呼吸器

子牛の人工呼吸器を購入しました。 分娩時に羊水を飲んでしまって、上手に呼吸できない子牛に使うものです。 Twitterで使っている方がいて、いいなぁ〜と思い買ってみました。 ウチでは産まれた後に自発的に呼吸できない子牛はあまりいないのですが、何かあ…

乳脂肪対策はルミファット

前にも書きましたが、めおとファームは乳脂肪が低めです。 乳量たくさん出てるから仕方ない部分もあるのですが、乳脂肪3.5%を下回るとペナルティーを課せられるので、それは守らなきゃいけません。 そこで対策として「ルミファット」というパイパス油脂を与…

4月の牛群検定

昨夕と今朝は牛群検定の日でした。 最近は分娩も少ないので乳量の期待は薄いですが、各個体別の乳成分や体細胞数を知る事ができるので助かっています。 たぶん牛群検定をしていなかったら、今の体細胞数は維持できていないと思います。 表面上に現れていなく…

乾乳期の管理について

めおとファームでは一般的な農家と同じく50〜60日程度乾乳期間を取ります。 飼養形態はフリーストールで牛が自由に動けるようにしています。 乾乳期は動いて骨格筋をリフレッシュさせた方がよいとの考えからです。 理想はフリーバーンなのですが、施設の制約…

ファームノート、カラーの導入検討中

先日ファームノートカラーのオンライン説明会を受けて、興味を持ったので詳しく話を聞いてみました。 一通り聞いた感じでは惹かれてる部分もありました。 特に反芻時間のモニタリングに興味をそそられました。 正直今まで反芻の観察はしたことがなく、実際ど…

和牛受精卵の追い移植

牛たちの受胎率向上の為に和牛受精卵の追い移植を検討しています。 どう考えても繁殖を早く回した方が、経営的にも牛の健康的にも良いと考えたからです。 元々繁殖成績は良い方だと思うのですが、時々種付きの良くない牛も現れます。 繁殖が遅れると乳量も落…

3月3回目の乳質検査の結果

私の地域では月に3回ランダムに乳質検査があります。 目的は質の良い牛乳が搾れているかどうかを確認する為にあります。 特に重要な項目は体細胞数と細菌数。 健康な乳牛から衛生的に牛乳が搾られているかのバロメーターになるものです。 これらの数値が高い…

イーストカルチャー給与開始

本日からナスアグリサービスさんのイーストカルチャーの給与を始めました。 イーストカルチャーはいわゆる生菌材の一種の様なものです。 効果としてはルーメン微生物を増加させ、飼料の消化率をUPすることで、牛にとって良い効果を与えてくれます。 一般的に…

チモシーが新しくなりました

めおとファームは粗飼料も購入しています。 牛たちに与えているのはチモシーとアルファルファ。 どちらも牛乳生産に欠かすことのできないもので、牛たちの健康にも関わってきます。 出来るだけ良質な乾草を購入するようにしているのですが、いつも思い通りの…

定期的な繁殖検診の意味

めおとファームでは月2回ほど定期的に繁殖検診を行なっています。 繁殖検診では妊娠鑑定、分娩後2か月目のフレッシュチェック、未受胎牛を獣医さんに診てもらいます。 今回の結果は妊娠鑑定6頭中5頭妊娠で、その内3頭はET和牛でした。 3頭のET和牛はPGから受…

子牛の離乳について

生後約3か月の子牛。 めおとファーム子牛の哺乳期間は約3か月です。 子牛の発育によっては多少前後しますが、だいたいこれくらいです。 生まれてから約1週間は親牛の牛乳、その後は粉ミルクに変わります。 生まれてから2か月までは朝晩で1キロの粉ミルク。 …